中村紘子さんの抗がん剤治療の体験談をテレビでみました

ピアニストの中村紘子さん(公式サイトはこちらをクリック)

2014年2月に腸閉塞の手術をうけた際にステージ2の大腸がんが見つかったとのこと。
その後、抗がん剤治療をやっていたそうですが、副作用がきつくて一時中断。その後、また再開しているようです。
夫と同じように左胸の上にポートをつけて抗がん剤投与をしていたらしいのですが、ピアニストという職業柄、ものすごく筋肉を使うということで、血栓ができてしまったというエピソードを話していました。

今朝のノンストップでその体験談をお話していましたが、印象的だったのが、抗がん剤の副作用でピアノが弾けなくなるのは嫌だ、ということで抗がん剤治療をストップしたということでした。

これは夫ともよく話すテーマなのですが、やりたいことができずに延命治療だけをやるのか、それとも延命治療をせずに残された時間を思いっきり楽しむのか。

夫の両親、私の父も亡くなりましたが、そのときの経験がこの議論の中心になります。
私も夫も自分の親のときには「延命治療をしない」という選択をしました。
それがあってるかどうかは未だにわかりません。
でも、家族にとっての負担や、本人にとっての負担は最小限ですんだのではないか、という話になります。

何がいいとか何がわるいとかではなく、私たちがどういう選択をするのか。

きっとそれが一番大切なのかなぁと考える朝でした。

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