2008年5年生存率集計公表を私なりに理解する

がん関連ニュース

2017年8月9日に国立研究開発法人 国立がん研究センターからプレスリリースされた

がん診療連携拠点病院等院内がん登録
2015年全国集計、2008年5年生存率集計公表
2012~2015年の高齢者のがんについて特別集計
2008年施設別生存率集計

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大腸がん、夫と同じⅢ期の部分を図からピックアップしてみました。
実測生存率 60%後半
相対生存率 70%後半
う〜ん。これだけでは意味があまり分からず。

実測生存率とは・・・診断から一定期間後に生存している確率で、がん以外で亡くなった場合の「死因に関係なく」死亡したものは全て含まれます。
性別や年齢などが異なる集団において、がん患者について計測したものが「実測生存率」となります。

相対生存率とは・・・診断から一定期間後に生存している確率で、対象者と同じ性別、年齢分布を持つ日本人の期待生存確率で割ったものを「相対生存率」と言います。通常は地域がん登録では、相対生存率を用いています。世界と比較する際にも相対生存率が用いられています。一般的に「生存率」と言った場合はこちらの数値が適用されます。

このことから、実際に大腸がんのⅢ期の5年生存率は70%後半となります。
おおよそですが、10名に6人は5年過ぎても生存。4人は残念ながら死亡、ということになります。

時は既に8月。あと3ヶ月で夫が手術してからちょうど5年が過ぎます。
5年の定期検査が12月なので、結果がわかるのは、12/19なのであと4ヶ月ちょっと。
生存率の数値に振り回されず、夫と私のやり方で日々を過ごしていこう、と思いつつ、こうやってがんの数値が溜まっていくことは私たちにとっては参考になる資料や数値が増えることなのでとてもありがたいことだと思っています。

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