NHKの番組で、ここ最近、がんワクチンが取り上げられています。
がんワクチンとは、主にこれまでの治療法とされていた、外科手術、抗がん剤、放射線の3つに続く、4つ目の治療法として注目されている、「がんワクチン治療」のことです。
単純に説明すると、通常の体のしくみとして、外部からウイルスなどの異物が体内に入ったとき、体内にもともと持っているキラーT細胞が、そのウイルスにおかされた異常な細胞を攻撃して撃退するというしくみを持っています。
がん細胞もキラーT細胞からすると「異物」とみなされて、攻撃をしますが、がん細胞のスピードが早すぎてキラーT細胞がおいつかないという状況が通常のしくみです。
がんワクチンは、がん細胞に「ペプチド」という成分が含まれている性質を利用し、大量にペプチドを体内に入れるワクチンです。
ペプチンが入ってきた体内は、異物が入ってきたとして、大量のキラーT細胞を作り出します。それががん細胞に含まれるペプチドに反応して、がん細胞を攻撃する、というしくみだそうです。
ただ、がん細胞に含まれるペプチドは、膵臓がんや乳がんなど、がんの種類によっても違うこと、1つのがん細胞にもいくつものペプチドが含まれていて、単純な研究ではないことが難しいところではないでしょうか・・・。
現在、日本ではまだ臨床段階であり、承認されていないため、誰でもうけられるというものではないのでご注意を。
大腸がんに関しては、まだ研究の段階なので、数年、数十年はかかるかもしれませんが、こういった研究がすすめられていることに対してとても嬉しく思います。
私も今後の治療に関してはもちろん、現在すすめられていることに関しても、いろいろ情報を集めていきたいと思っています。
読んだよ!クリックお願いします!↓↓更新のモチベーションになります♪
にほんブログ村
コメント