大腸がん 夫の視点、妻の視点

末梢神経障害を少しでも緩和する

去年のクリスマスに夫にプレゼントしたハロゲンフットヒーター。
抗がん剤の副作用で、末梢神経障害があり、手足の指先にかけて、とても冷たく感じる、びりびりとしびれる感じがするというのが症状です。
これまで、いろいろな漢方薬や薬をつかって末梢神経障害を緩和しようとしていたのですが、どれもあまり効果がでず、結局はすべての薬をストップしました。
それから自宅でもいろいろ緩和する方法を考えているのですが、寒い時期には、足元にヒーターがあれば・・・と思ってハロゲンフットヒーターを使っています。

これまでの記事はこちら↓
クリスマスプレゼントはハロゲンフットヒーター
末梢神経障害とハロゲンフットヒーター

その後の夫ですが、快適にハロゲンフットヒーターを使っています。
机に座っているときはほぼ、利用しています。

うちの場合、私たち夫婦の部屋が寝室であり、仕事場になります。
ベッドと大きな机2つが並んでその間にテレビ、という感じのイメージ的に言うと、ビジネスホテルのような部屋です。

食事はリビングの食卓テーブルですが、それ以外の時間はほぼ、自分たちの部屋の机に向かって仕事をしています。
やはり、あまり動かないので、足元は冷えるわけですが・・。
その机の足元にハロゲンフットヒーターをおいて、利用しています。

机にすわるときには必ずスイッチはONにして、ONにしたままでも自動で切れるのでその辺は安心かもしれません。
ただ、やはりONにしたままは気になるので、外出前や夫が机に座っていないときに私が気がついたら、OFFにするようにしていますが。


ちょうど、足置きのようにもなっていて、これは便利!ですね。
これは冷え性の方にも絶対おすすめだな〜と思っています。私の分も欲しい・・・と思っているくらいです。

末梢神経障害を緩和するべく、足元にマットを敷いてみたり、といろいろ試行錯誤した結果、ハロゲンフットヒーターにたどり着きましたが、これとプラスして、最近は靴下の重ね履き、ですね。
やはり足元があたたかいと、夫も快適に過ごせているということなので、これからあたたかくなっても状況にあわせて使っていこうと思っています。

フォルフォックスの副作用の末梢神経障害に関しては、以前も書きましたが、本当に情報が少ないです。
というのも

末梢神経障害は高い確率でおこります

というのはわかるのですが、

投与後いつまで

という情報が少ない。

でも、これは個人差もあるから・・・と言うのも理解できていますが、あまりにも少ないなぁというのが私たち夫婦の感想です。

いろいろ調べても1年以上かかるかもしれませんし、元には戻らないかもしれません。

と書いてあるのがやっとなので、とりあえずは時が過ぎるのを待つのが一番の対策法かもしれませんね。
緩和をすることは工夫してなんとかできるので、夫に合う方法、そして生活スタイルに合う方法、あまり手間がかかりすぎない方法でなんとか乗り切るしかないかな、という感じです。

末梢神経障害に関しては、本人しか気がつかないもので、私から見ても、夫は普通通りなのですが、やはり本人は以前とは違うのは十分に感じるようなので、いかに家族が、理解していくかというのが大切かもしれません。
たとえば、沖縄ではあまり寒くない日でも、夫にとっては手が冷たい、しびれがあるという日もあり、室内でも手袋をすることがあります。
そうすると周囲の目は「へんな人だな」となってしまいますが、私が理解していればそこは問題ないかな、と思っています。
たとえば私が

はずかしいから

へんだから

という気持ちだとおそらく、夫としてはやりきれない気持ちになると思うので。
そういうことをあれやこれや考えるのも、また、知識が増えていく楽しさととらえて、日々を過ごしています。