大腸がん 夫の視点、妻の視点

抗がん剤投与終了後、初めて飛行機へ

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2012年11月に手術、その後抗がん剤がスタートする前に1度飛行機で出張へ。
左胸の上のところにポートを埋め込んでいたので、飛行機に乗るときのセキュリティチェックが心配でしたが問題ありませんでした。

その後2012年12月から2013年6月までは抗がん剤投与をしていたので、感染病や体調不良、免疫力低下が怖いので飛行機での出張はストップ。
その後、2013年7月に、抗がん剤投与後の初めての飛行機に乗って、出張先へ行ったときの写真。


愛用のスーツケースにバック。
なんだか日常が戻ってきたようで、ものすごくウキウキしていたのを思い出しました。

大腸がんになってから、日常がとても楽しく、そして抗がん剤治療では自分たちで決めたルールを守っての日々を過ごしていたので、何もかもが終わったとき、ほっとしました。
でもそれはある意味、5年間再発しないためのスタートの時なので、気持ちがぐっと変化していきました。

手術、そして術後の抗がん剤治療。
現在のガイドラインで考えられる治療は一通り終了。
再発するかしないかは担当医はもちろん、私たちでもわからない。
はたして抗がん剤治療がよかったのか?なんてことは今でもわからない。
でも、私たちは考えられることはやってきたので、今後、どうなったとしても

あのときああやっておけばよかった

という後悔になることはないだろう、というところまでやりました。

2012年3月に健康診断をうけてから、要検査がでて、病院で診断をうけるまでの2012年9月までの半年。

あの時もっと早く病院に行っていればもっと早期だったかもしれない

そう思うのが普通なのだけど、私たちはそこに執着しなかった。
あの時行かかった、後回しにしてしまった自分たちに反省をし、これからはこんなことがないように、日々努力する。動くこと。
ここに注力した。

そして無事に抗がん剤治療が終わってから10ヶ月が過ぎました。
こうやって夫と一緒に今日が迎えられることに感謝に、明日のための体調管理、自分管理を続けていきます。