大腸がんになって、一番大変だったのは?とよく聞かれることがあります。
病気のことは心配してもどうしようもないのはわかっていたのですが、やっぱり現実的な問題として、
仕事
食事
お金
の3つが心配でした。
まずは仕事。
仕事が続けられるのか?
体調的にどうなのか?
そもそも見た目がかわってしまったら仕事としては難しいのではないか?
体力がなくなってしまって、日中の仕事ができるのか?
など不安はたくさんありました。
そして食事。
これまでと同じ食事ができるのか?
食べてはいけないものがあるのか?
これを食べるといいというのがあるのか?
これまでと同じ食生活でいいのか?
などの不安。
そしてお金。
そもそも治療はいくらかかるのか?
それが払えるのか?
トータルでいくらくらいかかるのか?
この先かかるお金は?
など、とても現実的ですが、やはり、現実的な問題が一番頭の痛い問題でした。
結果としては・・・。
仕事は入院中の約1週間だけをのぞいて、通常通りの仕事が可能でした。
もちろん抗がん剤治療中も。
食事に関しては、以前とかわりました。
まず、揚げ物や味付けの濃いものはすくなくなりました。
揚げ物は以前の3分の1くらいになり、ほとんど食べなくなりました。
味付けは、以前よりかなり薄くなったことと、化学調味料はあまり使わなくなったことがあげられます。
ここは大きくかわった部分ですが、食事を作る、食べる事に対して、食べちゃダメなものなどは特にないということだったので、そこは心配しすぎだったようです。
お金に関しては、生命保険にしっかりはいっていたことと高額医療費のおかげで、手元から出て行くお金は最小限ですみました。
これもなんとかできる金額だったのでほっとしています。
ざっと思いつく、私たちの場合の頭の痛い問題、そしてそれが終わって後の感想をメモ書きしておきます。