大腸がん 夫の視点、妻の視点

術後2年、抗がん剤12クール終了から1年半。抹消神経障害の症状。

抗がん剤治療(フォルフォックス)をスタートしてすぐにあらわれた、抹消神経障害。
手足の指先を中心にピリピリとしたしびれ、冷たいものに触れない。ひどいときは、口の中にも入れられない。
抗がん剤治療が終わったらすぐによくなると思いきや、12クール終了してから半年たっても1年たってもまだピリピリが残っている。

担当医に聞いたら、個人差があって2年や3年続く人もいるとのことで、いつよくなるか、は予測不可能。

これは待つしかないよね、ということで、気温が20度以下になると夫の場合は、末梢神経障害の症状が出てくることは確認済みなので、12月に入ってから、気温が低くなることがちょっと不安だったのですが・・・。
12月初旬の定期健診の際に、あらためて確認したら、末梢神経障害は気にならないくらいになっているとのことで大喜びしました。

夫自身も「そういえば、気温が下がってもしびれません。」という感じでした。
「気にしないで時間を過ごしていけばいつかはよくなるよね」
なぁんて気軽に話していたのがよかったようで、あまり気負いせずに、末梢神経障害は夫の体からなくなりました。
これは、2014年の大ニュースの1つですね。

次回は3月3日に血液検査のみの定期検査ですが、夫の場合は、血液検査の腫瘍マーカーはあてになりません。
通常は体内にがん細胞があれば、腫瘍マーカーがあがるのが定説なのですが、ときたま、腫瘍マーカーがあがらないというタイプがいるらしく。
夫の場合は、大腸がん真っ只中の際にも腫瘍マーカーの数値は正常でした。
でもなぜ血液検査のみやるの??という疑問になりますが、夫は、抗がん剤治療の際に「治験」に参加しているので、そのデータ蓄積のための血液検査です。

個人差があるのが病気、その後の経過ですが、やはり私も、ネットや本でいろいろな事例を探して、夫の大腸がんに対しての知識や情報を必要としていた時期があります。
もちろん、今も、「大腸がん患者のその後」は気になるので、まだまだ知識や情報を必要としています。
今年はもっと掘り下げた形でこのブログの記事も発展させていきたいなぁと考えています。