大腸がんとわかってから選んで、役に立った本

大腸がんということがわかって、とにかく参考になる本はないか、と探しました。
情報が新しく、わかりやすい本が欲しかったので。

名医が語る最新・最良の治療 大腸がん あなたに合ったベストな治療法が必ず見つかる!!/山口茂樹


この本は、平成24年6月26日に発刊された本なので、おそらく現状では一番新しかったことで選びましたが、実際に中を見てみると、写真やイラストでとてもわかりやすく、主治医の先生に説明されたことを、家に帰ってこれで復習することができるほど、主治医が提示する資料も同じものがのっていたりしたので、大変役に立っています。

私がこの本で学んだこと。

・大腸がんは胃がんについで2番目に多いがんである
・飲酒は大腸がんのリスクを高める(ちなみに夫は週に2杯ほどのジョッキのビールを飲むくらいです)
・アルコールを控えて運動をすると予防になる(運動はほとんどしていません)
・喫煙は直腸がんのリスクとなる(以前は煙草を吸っていましたが、やめてから4年になります)
・遺伝性もある(夫の家族にがんはいませんでした)
・夫の下行結腸がんは大腸がん全体の4.8%の発生頻度でかなり低い部位である
・がんの深さで進行度が決まる
・大腸がんの特徴は悪制度が低く、切除しやすい
・リンパ節と欠陥を切除すれば転移の可能性は低くなる
・転移しやすいのは肝臓と肺。でも切除できれば根治が可能
・夫の結腸がんでステージ3aの治療後5年生存率は79.0%
・内視鏡検査のしくみや注意点、検査の手順など
・結腸がんの腹腔鏡下手術のしくみと手順、特徴など(他のパターンもたくさん掲載されていました)
・手術後の治療の話
・かかる料金や期間のこと

ざっとこんな感じでしょうか。

幸いなことに主治医もとても丁寧に説明をしてくれるのですが、やはり専門用語もありますし、1度聞いただけではわからない言葉もあるので、こういった本が手元にあるのは心強いです。

ポリープやがんを切除した実際の写真など、ちょっとグロテスクな写真もあるので、最初は気分が悪くなったりもしていたのですが、夫の病気と向き合う、現実を知る、学ぶことは病気と共存していく上ではとても大切なことであり、避けては通れないと思うので、毎日少しずつ、目を通しています。

そして何よりとても役に立ったのは、娘たちへの説明です。
娘たちへは夫ががんになったこと、先生に言われたことや転移がないという話は、隠さずに話していて、それを娘たちは自分たちで勉強したいということで時々この本を手にとって、見ている時間があります。
私と夫だけで理解をしても、これは家族全員で向き合わないといけないので。
その際にやはり病院からの資料だけではなく、これが手元にあることは心強いですね。

大腸がんの本もいろいろ出ていますが、その他にも悩んだ本をざっとあげておきます。
おそらく、すぐに購入することになると思います。
やはり1冊だけじゃなく、数冊を持っていたいというのと、手術後の生活のためのレシピ集などが欲しいと思っています。

大腸がんを治す本 [ 高橋慶一 ]

大腸がん手術後の100日レシピ [ 森谷宜皓 ]

大腸がんこれだけ知れば怖くない 世界的名医が教える、最新治療と再発治療/工藤進英

ここが聞きたい!名医にQ 大腸がん

私もネットでいろいろ探して悩んだ部分でしたので、役に立った本のご紹介を備忘録として。

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