妻、初めて大腸カメラ検査。

日々徒然

3月2日に受けた人間ドックの結果が到着して、私(妻)は貧血だということでまずは内科を受診。
女性なら通常はヘモグロビンの数値が12.1以上なければいけないようなのですが、私は9.8しかなく、中度の貧血。
まずは鉄剤を2週間分処方されたのですが、貧血の原因を突き止められれば、対策も変わってくるということで、主治医と相談したのですが、胃カメラ検査も人間ドックと一緒に受けていますが、これでは特に出血などの異常はなし。
あと、考えられるのは大腸かも、ということで、大腸カメラを予約することに。
もちろん気持ちは

「やりたくない」

のですが、そうも言ってられない状況なので40歳になったことだし、すぐに予約をしました。
一番早く検査ができる、4/12に予約を入れましたが、それも5日後だったので、すぐに食事制限を開始。
種のある食べ物はストップして当日を待つことに。

夫が大腸カメラをやるサポートはいつもしていたので、なにを食べてはいけない、なにはOKということはわかっているつもりでしたが、これが意外にめんどくさい。
なにかを食べようとしたら「ごま」が入っていたり、なんだか神経質になって食事をしなければいけないのはストレスだな〜なぁんて考えながら過ごしました。

検査前日にはもちろん、ヨーピス液を水に入れて飲みました。
夜22時ごろに飲んだのですが、眠る0時までは特にお腹が痛いなどもなく、時間が過ぎていきました。
午前4時ごろだったでしょうか。ちょっとお腹がゴロゴロしてきたので、トイレへ。
ヨーピス液の影響が出てきたようですが、そんなにお腹が痛いというわけでもなく、ずっとトイレというわけでもなく、普段と変わらない感じでした。

そして検査当日。
当日は8時半までに受付をして、大腸カメラの準備室へ案内されました。
紙でできた下着にはき変えて、500mlの下剤を1本渡されました。
1本500mlを30分かけてゆっくり飲んで、2本目も30分かけて飲んでくださいという説明。
その後は水をたくさん飲んでください、ということでいざ下剤を飲んでみたのですが、ポカリスエットを美味しくなくしたような感じの味で苦手な味でした。
しかしそんなことも言ってられないので、一口一口飲み進めていたのですが、時間をはかりながら・・と思いましたが、なかなか思うように飲めないので焦ってきましたが、ここはゆっくりと自分のペースで。

私が通っている病院は午前中は下剤を飲んでトイレに行くのみ。午後から検査のスタート、という順番なので焦らなくても午前中をかけて準備をすればOK、と自分に言い聞かせてゆっくり飲んでいました。
周囲は男性が少し多いくらいで20名ほどが下剤を飲んでいました。
3度目のトイレからは看護師に声をかけて便の状況を見てもらうらしいのですが、その日に限って男性の看護師・・・。
でも恥ずかしいとか言っていると検査が遅くなってしまうので、そこは我慢我慢・・・。
他の人はどんどんトイレに行くのに、私は2本、1リットルを飲み切ってもまだトイレに行く気配もなく。
でもだんだん時間が過ぎていくと、なんだかトイレに行きたいかも??と自分でも半信半疑のままトイレへ。

やはり下剤を飲んでいるので、するっと便が出てきました、まだまだ1度目。
あとは水をたくさん飲んで出すのみ、と覚悟を決めて、暇さえあれば、お水を飲んでいました。
下剤が美味しくなかったため、水がとてもとても美味しく感じたことも手伝って、あとはスムーズに何度もトイレに行きましたが、3度目で便の状況を見てもらってもNGの連続。
結局10度目でOKが出ました。
ちょっとストレートな表現ですが、
・便の色がなくなる
・塊やカスのようなものが出なくなる
・透明に近くなる
というのが目安のようです。

何度もトイレに行き、ほとんど水に近い便を出すので、最終的には少しお尻がヒリヒリしてしまったのですが、お腹の中はすっきりしていたので、そこはメリットでしょうか。
あとは午後の検査を待つのみ。
検査の待合室に移動して午後を待っていたのですが、検査準備OKが出たのは10番目くらいだったので待つのを覚悟していましたが、なんと2番目に呼ばれて検査室へ。
その前にトイレに行ったほうがいいと言われて、トイレへ。

なんと、検査の担当も男性看護師、主治医が女性だったのがせめてもの救い・・・と思ったのですが、検査をする前の準備は全て男性の看護師がするのでちょっと恥ずかしかったのですが、その頃には恐怖を感じていたので、恥ずかしいという気持ちがどんどんなくなっていきました。

ベッドに横になり、壁側を向いて横になりました。
お尻の部分があいている紙パンツに着替えていたので、あとは主治医が到着するのを待つのみ。
お尻に軟膏のような痛み止めを塗って、主治医が到着。
男性より女性の方が腸が曲がっているから少し痛みがあるかもしれない、という説明を聞いて、いざスタート。
最初は全然痛みもなく、これなら大丈夫そう、と思ったのですが、横を向いて、奥に入れるために上に向きなおすのですが、上を向いてから、左の下っ腹が激痛・・・。

「痛い、痛い」と声が出るほど痛くて、涙は出るわでとてもとても恐怖でした。
検査はまだまだスタートしたばかり。
15分程度で終わりますと言われたのですが、15分も自分の精神が持つかも心配するほどでした。
痛みがある部分の腸を伸ばすために、男性看護師が左下っ腹を押すのですが、その押している手に触れていないと本当に痛くて我慢できないほどでした。
去年の5月に3度目の出産をしましたが、それより痛いかも、と思うほどの痛さでした。

「いつか終わりが来る」

と思い込み、ただただ時間が過ぎるのを待つしかなかったのですが、とても長く感じました。
大腸カメラは一番奥までカメラを入れてから、引き出しながら、観察をしていくというのがやり方らしいのですが、一度入れて引き出す時にはそんなに痛みはなかったので、深呼吸を深く何度も何度も吸ってはいてを繰り返してなんとか検査は終わりましたよ、と声かけをしてもらってホッとしたのですが、主治医が「ついでに痔の検査もしますね」と言ってまた1分ほどの検査が・・・。
この時点で既に気力はないので、なすがまま・・・という感じでした。

検査が終わってあと、歩けるかな・・・と心配でしたが、そこは全然平気で、終わってから着替えて検査結果を待ちましょう、と言われたので、更衣室へ。
私服に着替えて、待合室で待っていると、迎えに来た夫と息子も到着。

15分くらい待ったでしょうか。
主治医から名前が呼ばれて画面を見ながら結果説明。
特に異常も見られず、痔もないということで結局、貧血の原因を突き止めるには至らなかったものの、何も異常がないことを聞いてホッとしました。
これを年に1度やっている夫のことを本当に尊敬するなぁと思って夫に痛かったことを話すと、「違和感はあるけど痛くないんだよねぇ」と言われてやっぱりこれはものすごい個人差があるなぁと感じました。

それから鉄剤を1ヶ月分も割って、5/9に再度、血液検査をして状況を確認するこということでした。
少しでも改善しているといいなぁと思いますがどうなることやら。

鉄剤は朝夕の2錠ずつを飲むのですが、飲むたびに胃が痛くて、不快感があるので、今度、相談してみようかと思ってます。
胃カメラに関しては

萎縮性胃炎
表層性胃炎
胃粘膜下腫瘍疑い
十二指腸瘢痕
衝動裂孔ヘルニア

という初見が出ているのですが、もともと18歳の頃から十二指腸潰瘍になったりしているので、これは当然の結果かもしれません。

あと、今回は人間ドックで胆のうに

複数のポリープ
コメット様エコー
腺筋腫症疑い

の指摘があったことと、脂肪肝を指摘されているので、体重を少しずつダウンさせなければ・・・と考えています。
考えるだけで痩せたらいいのですが、そうもいかないですよね。
去年は妊娠していたので、健康診断はやらなかったのですが、一昨年はダイエットをしっかりしていたので、今回より体重が13キロも痩せていました。
まずは2年前の数値に少しでも近づけなければ。

まずは、大腸カメラの異常はなし!これで安心です。

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