朝からトミーズ雅さんが大腸がんを患っていたことがわかったというニュースが目に飛び込んできた。
3月17日に手術はすでに終えていて、今月いっぱいは入院するとのこと。
大腸内の離れた位置に2箇所あったらしく、大腸を55センチほど切除して肛門とつなげたという内容で、腹腔鏡で手術支援用ロボットで手術したとのことですが、いろいろなニュースに「早期発見」とあったので、ちょっと違和感を持っています。
プロ野球の沖縄キャンプのときに血便が出たということでしたが、血便が出ている時点で「早期発見」ではないと思うのが私の個人的なところ。
肛門側に近かったところに患部があったらしく、握り拳大近くに膨れ上がっていたということでけっこう進んでいた進行がんですよね。
この手のニュースによく使われる「早期発見」がなんだかがんのことをわかりづらくしているような気がします。
「がんが見つかってから2日ぐらいは黙ってたら泣きそうになるし、何食べても味がせえへんねん。でも3日目ぐらいから鏡に向かって“かかってこい、コラー!がん!”って言えるようになってきた。生きられるわ、オレ」と徐々に力がみなぎってきたことを明かした。
まさにそうですよね。夫も同じことをいっていました。
お腹の腫瘍が破裂したらどうしよう、ぶつけたらどうしようと不安だったということです。
切り取った患部の病理検査の結果いかんでは、抗がん剤治療も必要ないという。
このことから、トミーズ雅さんはステージ2からステージ3程度ではないかと思ってみています。
あとは病理検査の病理組織学的分類で、高分化型、中分化型、低分化型か・・・というところが気になりますね。
8割〜9割は高分化型から中分化型と言われており、残りの1割ほどが、低分化型や粘膜癌で、その絶対数が少ないということとあまりよくない細胞の型のようです。
一言で「大腸がん」といっても、ステージはもちろん、細胞の種類などで重要度が違うと考えられるのですが、私の個人的なイメージの「早期発見」は「自覚症状がないが、検査で見つかった」というくらいかな、と思います。
トミーズ雅さんも、今後のリハビリで徐々に体力を取り戻して、普通の生活に戻れるようなので、久しぶりに飛び込んできた大腸がんのニュースでドキッとしましたが、記事を読むとほっとしました。
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