がん、と聞くとステージは??早期発見??などとよく聞かれるようになります。
私たちもなんとなく、は知っているものの、では説明して!と言われると危うい部分もあるので、復習として、まずは夫のがんのステージについてまとめてみました。
がんのステージは、深達度、リンパ節転移、腹膜転移、肝転移、肝以外の遠隔転移の有無の組み合わせで決まります。
ステージ0〜2期までは、深達度が関係きますが、ステージ3〜4はその深達度は関係なく、ステージが決まります。
夫の場合は
ステージ3a
ですので、深達度は関係なく、リンパ節転移が3個以下、腹膜転移、肝転移、肝以外の遠隔転移なし、となります。
当初、10/16の最初の外科外来で
おそらくリンパ節への転移は2カ所。10mmが1つ、5mmが1つ。
という診断をうけていました。
手術が終わった結果、目視でのリンパ節の腫れ、転移は2カ所で合致。
たいてい、事前の予想より、リンパ節転移に関しては、多くなる方が多いということですが、夫の場合は当初確認していた2つでした。
そのため、手術後もステージはかわらず、でした。
その後の病理検査結果で、1つだけ、リンパ節転移が認められるということで、病理検査になると1つ減った状態で嬉しかったのを覚えています。
![]() |
がんのステージを学ぶのにとてもわかりやすかった本はこちら。
一般的に早期のがんと言われるのはステージ0〜1で、ステージ2からは進行がんと分類されます。
ただし、ステージ1でも進行がんと診断されるものもあるので、個人差が大きいというのがとてもよくわかります。
さらにがん細胞の種類にも病理組織学的分類というのがあり、高分化型、中分化型、低分化型などがあります。
8割〜9割は高分化型〜中分化型と言われており、残りの1割ほどが、低分化型、粘膜癌で、その絶対数が少ないということで、あまり事例があがってこないという実状もあるようです。
夫の場合、低分化型と中分化型が両方ふくまれているということで、下行結腸が全体の4.8%と言われる中、すべてが絶対数が少ない部分での大腸がんになります。
先生によると、低分化型は暴れん坊ながん細胞ということだったので心配していましたが、こればっかりは心配してもしょうがない!ので、今は毎日を楽しく過ごすことを一番に考えています。
コメント
ブログを拝見いたしました。突然コメントをさしあげて失礼いたします。
これだけは、共感いたします。身近に「癌」と診断された方にしかわからない恐怖感を実感いたしました。世間一般には「2人に一人」はガンにかかると言われています、しかし実際には自分には縁の無いことだと思って方が大部分を占めて居る筈です、私もそのひとりです。妻が11年10月に下降結腸ガンs3Aと診断されました。
本人からの連絡に愕然とし、受け答えにしどろもどで足が震えていた事をを昨日のように覚えています。そのときは本人の身に降りかか重さを支えてやることが出来ませんでした。電話口で一生懸命、自分は大丈夫だと言いかけるよう「私、ガンだって」と気持ち押しこらえているのを理解することができませんでした。現在も化学療療法中です、私もギリギリ、テlンパッテいます。最初からゆっくりと「ブログ」を拝見させて頂きたいとおもいます。
akamatuおじさんさま>はじめまして。
コメントありがとうございます。
奥様が下行結腸がんの3aなんですね。わたしも夫と一緒のステージ、場所の方とはじめてお話するかもしれません。
治療中ということなので、術後の抗がん剤治療でしょうか。
夫もやっと12クールを終えてからもうすぐ10ヶ月が過ぎようとしています。
たしかにおっしゃる通り、がんと告知された日のことは昨日のことのように思い出せますね。
それぞれの形で、がんと向き合っているご夫婦や親子など本人とその周囲の方を見るうち、わたしたちもわたしたちの形で進んでいこう、と話したのを今でも思い出すことがあります。
akamatuおじさんさまのコメントを読んで、さらにいろいろなことを知りたい、伝えたいと感じています。
コメント、本当にありがとうございます。
ブログ拝見しました。突然のコメント失礼します。私も上行結腸ガンと診断されました。手術前に、リンパの腫れがあったので、ステージ3以上と言われましたが、病理の結果、リンパには転移しておらずステージ2となりましたが、低分化型との診断でした。初めて聞いた言葉で、色々と調べていて、不安が大きくなりました。もともと持病があるので、抗ガン剤をどうするかを検討しております。お元気で過ごされている夫さま。とてもはげみになります。
M.hanaさん>初めまして!コメントありがとうございます。
ステージ3予想からのステージ2は嬉しい誤算ですね。
低分化型とのことですが、必ずこれが悪い結果になるとは思っていませんが、自分の病気を知ることは大切なことだと考えています。
抗がん剤は色々な考え方があり、どれが正解、というのがないので悩みますよね。
うちの場合は夫の性格とステージ3というのを考えて、抗がん剤はやる、という判断をしました。
夫の性格上、「考えられることはやるだけやった。だから大丈夫!」と思うタイプなことと、それでもなにかあったとしたら、「やることはやった、でも思うような結果が出なかったけど、あとは前向きに」という考えに変更していくことができるから、と思っています。
夫は手術から4年3ヶ月が過ぎていますが、大腸がんになる前よりも今の方が健康体です!
M.hanaさんもご自身、そしてご家族とたくさーんなやんでご自身の道を見つけてくださいね!