病院の待合室での待ち時間の話

日々徒然

夫が大腸がんになってからというもの、病院へ行く機会が絶対的に増えました。
そうなると、必然的に必要となる時間が

病院の待ち時間

ですね。

夫が通う病院は、次回の予約をするのですが、その予約の時間はたとえば14時となると、受付目安の時間は14時〜14時30分、というかんじで30分の余裕時間が組み込まれています。

まずはロビーの受付機で受付をしたら、外科の受付窓口に移動します。
受付表を提出して、自分で体重をはかり、血圧をはかります。
受付には10分以内で呼ばれることがほとんどですが、体重と血圧、かわったことがないかなどのヒアリングがあって、それがおわったら、受付番号表をわたされます。


担当医の診察室の前にある番号が表示される電光掲示板に手持ちの番号が表示されると、診察室に入る、という流れです。

診察室に入るまでは30分のときもあるし、2〜3時間かかる場合もあります。
私たちの担当医はもちろん、がん患者の担当となることが多いので、予定よりかなり待たされることもあります。
そういう場合はたいてい、1人1人の診察時間が長いときです。

午前中は抗がん剤治療の可否を診察する時間なので、私たちは現在は14時〜16時ごろの予約をとることが多いです。
午後から抗がん剤治療の患者さんはほとんどいないと思います。
というのも、担当医に抗がん剤治療の可、という診断をうけた場合には点滴センターに移動してそこから4〜5時間の抗がん剤投与がスタートするので、午後だと間に合わないんですよね。

そういう流れというかからくりがわかってからは、待ち時間をなるべくつくらないようなスケジュール、そして待ち時間がふえたときでも対応できるように準備をしていっています。

待合室で待っているといろいろな方がいるのがわかります。
それを見て、私たちも学ぶところもあります。
やはり年齢層が高い方が多いのですが、先生の説明に納得いかずに、待合室で家族会議をはじめる方、泣きながら出てくる方、笑顔で出てくる方など、さまざまな表情を見ることができます。

病院の診察は必ず夫婦で行くようにしているので、待ち合い室にいる時間も必然的に2人。
お互いに情報交換をしたり、ニュースをみながら意見交換したり、と有意義な時間を過ごしています。
ときにはパソコンを開いて仕事をしてしまうこともありますが・・・。

1度だけ、とても時間がかかった日がありました。
15時の予約だったと思うのですが、その時点で3時間は待つ、と言われて、一度病院をあとにして、再度18時に来院。
それでもまだまだ時間がかかる、と言われて、最終的に診察になったのが20時。
他の方を優先してもらっていいので、と看護師に伝えて待ってました。
おそらくその日は、がんの症状説明などで時間がかかったんだろうな、と予想していたからです。
担当医とはなせる時間に疑問は聞いておきたい、という気持ちはものすごくわかるので。

私たちの場合は、聞きたいことはいっぱいあるにも関わらず、これが聞けなかった、あれが・・・となるのがイヤなので、担当医から出るであろう話や言葉の意味は事前に調べるようにしています。
これは私のクセだと思うのですが・・・。
本やネットにのっていない情報を担当医から聞きたいという気持ちがあるのでその方法で、診察に挑むようにしています。
事前に聞きたいことはメモをして、最後にそれを聞くようにしています。
そうすることで、短い診察時間の中でもとてもいい情報が引き出せる場合が多いので。

診察室に入るまでの待ち時間はおおよそその調べる時間やピックアップの時間にあてられることが多いので、待たされても、イライラしたり、というのはほとんどありません。
また、病院の日は、何時に帰れるかわからない、という前提で行くので、その後の予定も入れないようにしているのもイライラしないコツなのかもしれません。

さて、私が事前に調べる方法の覚え書きを。
・現在の夫の情報を把握(副作用、手術からの日数、今困っていることなど)・・・これは夫に聞きます
・一般的なガイドラインでの標準治療(手術からの日数によって、定期検診の内容が違います。血液検査や大腸カメラなど)・・・大腸がんガイドラインでチェック。同時に他の方のブログなどでも同じ時期の検査内容をチェック
・本やブログなどで同じステージや結腸がんの方の記事を10〜30人分くらい読む・・・その中で聞きたいことやあてはまることなどがあればメモ
・マグミット(便をやわらかくする薬)は状態をみながら飲んでいるので、その在庫確認
・次回の予約をとる際のおおよその日程を確認しておく(3ヶ月後であれば3ヶ月後の日程を最初に目をとおしておくことでスムーズに予約日程を提示できます)
上記を何度か繰り返すことによって、担当医に聞きたいことのピックアップができるので、それをメモしておきます。
薬などはどうしても忘れがちなのでそれはしっかりメモ。

そのメモを手帳に挟んで、次回はこのへんでの予約かな、と思ったところにも付箋をつけておきます。

診察室に入って、先生が主体でしゃべり、それに夫が答える形ですすめ、最終的に夫が聞き忘れていた部分を促す、という感じです。
私たちの勉強不足、準備不足で時間をとられないようにという配慮はもちろん、聞き忘れたことで悶々とするのはイヤなのでこのスタイルを貫いています。

ぜひ、皆さんも診察のときに気をつけていることがあればぜひ教えてください!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました