夫が健康診断の検便検査で要検査になった。
半年ほど、病院に行かなかった。
違和感のある腹痛があったので、大腸カメラを予約。
結果を待たずして、かなり大きな腫瘍なのでどちらにせよ、手術をしなければいけない。
病理検査の結果、大腸がんとわかった。
事前検査で転移はない様子。
手術の日程が決まるまでイライラが続く。早く手術がしたい。
手術終了。麻酔が聞かなくて苦しい夜を過ごす。
一般病棟にうつってからの回復力は担当医もびっくり。
退院して自宅へ。やっぱり自宅が一番。
術後の病理検査の結果を聞く。リンパ節転移があるので、ステージ3a。
術後補助化学療法として抗がん剤治療をすすめられる。
考える。
抗がん剤治療・フォルフォックスをうけることを決定。
1ヶ月に2クールずつ、合計12クール、約半年を行う。
抗がん剤治療にむけて、左胸の上にポートを埋め込む。
抗がん剤治療開始。
血液検査の結果が悪くてスケジュールがのびたこともあった。
ほとんど抜けないはず、と言われていた髪の毛が抜けてきた。
中学生以来の丸坊主になった。
手足の末梢神経障害が辛い。
なんとか12クールを終えた。
手術から半年以上が過ぎていた。
検査結果は良好。定期検査をしっかりうけて観察することに。
術後1年、大腸カメラと造影剤CTで異常なし。
来月、術後1年半の造影剤CTを予定。
6月10日に結果がわかる。
思いついた順番に振り返ってみました。
こうやってかくといろいろな毎日が思い浮かんできますね。
大腸がんになったことで失ったものがあったか?というと、治療の時間とお金、でしょうか。
でもその分、得たものも大きい。
病気になることはもちろん好ましくないけど、なってしまったものはしょうがない。
これからはこうならないように、自分の体調と健康診断には手を抜かないように、という約束ができました。
コメント
振り返る事は大事だし、振り返る事が出来るのは幸せだと思います。
がんサバイバーって意外と自分を客観視出来るのかもしれません。
がんの世界も治療だけでなく、緩和ケアなどで予後も変化している
ようです。先週末NHKのがんと生きるをテーマにしたシンポジウム
を聴講してきました。7月にEテレで放映されるようです。
人間皆死ぬまでは生きています。楽しく生きられるよう考えましょう。
いつもコメントありがとうございます。
振り返ってばかりいますが、それが新しい発見だったり、明日へのパワーだったりするので客観視しつつ、振り返っています!
医療の進化ってすばらしいですよね。
7月のEテレ、チェックしてみます!
「人間皆死ぬまでは生きています。」
まさにそうですね。
今日も楽しく、明日も楽しく!ですね^^