夫は2012年11月に大腸がんの手術をして、それからフォルフォックスの抗がん剤治療を12クール。
抗がん剤の影響で、末梢神経障害と言われる、手や足などの神経が寒さを「痛く」感じるらしいです。見た目では全くわからないのですが、本人はけっこう辛い様子。
それを解消するべく、いろいろ試してみた結果、寒い時期を乗り越える靴下とヒーターの黄金コンビができあがりましたー!
とはいっても人によって合う合わないはあると思いますが、夫にとっては、症状を和らげてくれるアイテムとして、手放せないようです。
対策をするにあたって、まずは夫が言う「末梢神経障害」について、担当医の見解を聞くことにしました。
・末梢神経障害を和らげる薬があること
→ビタミンB12など、いいと思われる薬を順番に試しましたがほぼ効果なし
・治るものではなく、ずっと続く人もいるし、和らいでいく人もいる
・民間療法など自分にあったものを試すことも1つの方法だと思う
ということでした。
その上で夫の症状を聞いてみました。
・手と足だけを氷水にずっとつけている状態で寒くなるとさらにピリピリ痛いこと
・手と足だけが冷たいだけで体は暑い(夏だとこの状態)
それを踏まえて、妻の私がいろいろ調べてみると、
・ヒーターなどで暖まるのは、表面だけが暖まる状態で、根本的な解決にはならないが、「冷たい」という症状を緩和するのにはいいかもしれない
・根本的に改善するのは体質改善などで冷え性の対策が参考になるが、夫の場合は抗がん剤による副作用なので、体質改善は難しいかもしれない
という仮説をたてることができました。
そこで調べたところ、「正活絹」という重ねばきの靴下があることをしりました。
価格:3,377円 |
うちの夫の場合はこのセットでの4枚にプラス2枚をして6枚履くこともありますが、これがいい感じだととても好評です。
しかし、3〜4年履くとある程度症状が緩和されたのか
「この靴下じゃなくてもいいかも?」
と思った夫が、ユニクロのヒートテックの厚い靴下を気に入り、しばらくこれを履いていました。
公式サイトで確認したところ、ヒートテックの靴下は
素材
ユニクロ公式サイトより
54% アクリル
18% レーヨン
17% 綿
8% ナイロン
2% ポリエステル
1% ポリウレタン
となっていました。
正活絹はウール(または綿)、絹100%の天然素材。
やはり、冷えとり用の靴下じゃないと効果がでない、ということでここ数日、冷えとり靴下を4枚重ねて履いています。
あれもこれも、といろいろ試した結果、天然素材の良さ、先人の知恵に助けられていることに感謝と尊敬ですね。
そして、もう1つ、仕事がデスクワークなので、デスクの足下にフットヒーターを置いています。
表面的な暖かさではありますが、やはりあるのとないのとでは格段に違うようです。
実は靴下もヒーターも、冬はもちろん、夏もずっと使っています。
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つまり、末梢神経障害は副作用なので、季節に関係ないのです。
夏は冷房の冷たさがものすごくきつい、ということでした。
抗がん剤の副作用の末梢神経障害はもちろんのこと、冷え性の人もぜひ、試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに食卓テーブルの下には、家族全員で使えるビッグサイズもあるということです。
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