スカイツリーと写真と夫

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写真は夫の大腸がんがわかる前にいったスカイツリー。
この時はまさか大腸がんになっているとは思わなかった出張中。

写真の整理をしていたら出てきました。

以前から写真はあまり好きではなかったのですが、夫が大腸がんになってからというもの、「以前と比べる」ことをよくするようになりました。
自分観察、ですね。

体重の増減はもちろんのこと、見た目のむくみや変化、顔色などを比較するのには写真が一番いいですね。
今は定期的に、上半身も含め、写真を残すようにしています。
手術後すぐの写真と最近の写真では、あまり体重はかわらないのですが、脂肪のつき方が違います。

写真を見て、どこをどう、引き締めよう、という話をして日々の積み重ね。
そうしているのにも理由があり、夫は腹腔鏡手術で大腸がんを取り出したのですが、手術が思ったより長引きました。


その理由が

皮下脂肪がついていて、腹腔鏡手術でぎりぎりできるかどうか?開腹するか?というギリギリのところで、腹腔鏡手術でなんとか終えられたけど、時間がかかってしまった。

ということでした。

身長が169センチで、体重がおそらく60キロ前後なので、とくに太っているわけではなかったのですが、そういわれたので、手術が終わったら、脂肪も考えて体作りをしなければ、という話をしていました。

なので、今も体重は60キロ前後ですが、体をより引き締めるという方法で維持しています。

腹腔鏡手術と開腹手術では、術後の入院期間はもちろんのこと、本人の痛みも全く違うということを教えていただいたので、それをきいたら、普段から体をつくっておかないといけないなぁと考えたようです。
 #あ、私のほうが夫よりも大きいので・・・。私も少しずつですがダイエット中です←去年は10キロおとしました。今年も10キロダウンの目標です。

体を適正に保つことはいざというときにも大切ですし、普段の生活でも大切だと考えています。
体についた脂肪は、ついた期間の2倍くらいの時間でじっくり落としていかないとどうやら、リバウンドしてしまうようです。
今の夫の身長と体重のバランスはとてもいいですし、体のつくりも手術前とは全然違うのは見た目でもしっかりわかります。
ジーンズの大きさも2インチ、小さいものになりましたし、すべての洋服のサイズがかわりました。
手術の前に、生まれてはじめての憧れのパーマをかけた夫は、抗がん剤治療で髪の毛が抜けたため、パーマから1ヶ月もしないうちに丸坊主へ。
それから抗がん剤治療が落ち着き、ちょっと髪の毛のコシはなくなったものの、量は戻ってきたので、またパーマをかけました。
おかげで体つきから髪型から雰囲気ががらっとかわりました。

周囲の方は痩せた夫を見て大丈夫??と心配してくれるのですが、手術前よりも今のほうがとても元気で、体力もあります。
一度がんになると、治らないもの、だと思っている方も多く、一応手術ではとったよ、と言ってもあまりピンとこないようです。

私たちも、3年、5年と過ぎていくまではやはり油断はできないと考えていますが、しっかりとした健康診断と日々の観察を忘れなければいいかな、と日々過ごしています。

3月は例年より忙しかったので、4月中には2人で人間ドックです。
私もそれまでには目標達成(体重の・・・(笑))できるようにがんばります!

う〜ん。こうやって書いていると本当に健康って大切だな〜と実感します。

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