息子の成長を感じると生きててよかったと思う

日々徒然

陸上競技場で遊んでいるときの夫と息子の影。
この影を見て「おとうさん」とおしゃべりをする息子。

こんな当たり前の光景がもしかしたらなかったかもしれない。
それどころか息子に出会えてなかったかもしれない。

と最近よく夫と話します。
息子も2歳を過ぎて、おしゃべりが少しずつできるようになってきました。

息子の成長を感じるときに、いつも夫婦で「生きててよかったよね」「あの時受診してよかったよね」「あの時手術してよかったよね」「あの時抗がん剤治療してよかったよね」という話しをします。

でも、夫の場合はおそらく「たまたま」運がよかっただけだ、とも思っています。
どんなに健康に気を使っても病気になる人がいる一方、暴飲暴食、タバコやお酒をしていても、健康というか病気にならない人もいる。
結局はすべて、「この人に起こるべくして起こること」なのではないかと。
私自身も父を、夫も両親を病気で亡くしていますが、本人が悪かったから、とか誰が悪いとかそういうレベルの話ではなく、「起こるべくして起こった」んだと思うのです。
なんというか伝え方が難しいのですが。

でも、息子の成長=私たち夫婦の成長、でもあることはこの2年間でものすごく感じるようになりました。
大腸がんがなければ夫は子供を欲しいと今でも思わなかったと思います。
私も高齢出産ということもあり、やはり不安もあり、切迫早産で3ヶ月以上も入院したときには「夫が大腸がんになって、初めて感じた子供が欲しい、という気持ちに答えてあげたい」という前向きな心もあったり、いろいろ心が揺れ動きました。
「結果」無事に早産せず、出産できた、だけなんだなぁと今でも思うことがあります。

さて、息子は今日も元気いっぱいに保育園に登園しました。
この4月から保育園に行って、早4ヶ月が過ぎようとしています。
この4ヶ月でできることは増え、言葉を覚え、オムツからパンツに移行し、もう少しでオムツにさよならできそうです。
7月からはお箸の練習もして、着々と自立の道を進んでいます。

「おとうたん」
「おかーちゃん」

なぜか、私はちゃん付けなのですが(笑)

こうやって毎日を積み上げて、1日1日を大切にしていくことが、実は一番幸せなのかも、と思っています。
お金があるとか、自由があるとか、幸せの基準は人それぞれだと思いますが、私と夫は、きっと日々、「今日」が幸せであるというのが最高の幸せなんじゃないかと思っています。

あっという間にもうすぐ8月ですね。
本格的な夏真っ盛りです。

あ、息子とセミ捕りにも行かなきゃ(笑)

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